【9月24日 AFP】(25日一部修正)スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督と妻のケイト・キャプショー(Kate Capshaw)が、カリフォルニア州の同性婚禁止に反対する運動へ10万ドル(約1000万円)を寄付した。スピルバーグ監督の広報担当者が22日明らかにした。

 カリフォルニア(California)州の同性婚禁止法案(Proposition 8)をめぐる住民投票が11月4日に実施されるが、この法案に反対する運動には、米俳優ブラッド・ピット(Brad Pitt)も同額の10万ドル(約1000万円)を寄付したことが、前週伝えられている。スピルバーグ夫妻はピットに続いて、禁止法案反対運動に資金援助を行ったハリウッド界の大物となった。

 ハリウッド業界紙デイリー・バラエティー(Daily Variety)は、スピルバーグ夫妻の次のようなコメントを掲載した。「同性婚禁止法案は、性的嗜好にかかわらず結婚できるという州市民の権利を剥奪するものだ。こうした差別は、カリフォルニア州法だけでなく、いかなる地域の州法でも許されてはならない」

 現在、米国で同性婚が合法化されているのは、カリフォルニア州とマサチューセッツ(Massachusetts)州のみ。カリフォルニア州では5月に州最高裁が同性婚の禁止は違憲だとする歴史的な判決を下したことを受けて、同性婚が解禁になった。これに対し、同性婚反対派が同性婚禁止法案を支持する住民投票に必要な署名数を集めたため、住民投票が11月に実施される予定。

 最近の世論調査によると、カリフォルニア州住民の間では、同性婚禁止法案への反対が増えつつある。

 前週にピットの寄付が報じられた後、同性婚禁止法案の支持者たちは「ハリウッドの有名人は米国の一般社会の実態を分かっていない」と述べている。(c)AFP