【9月19日 AFP】(一部修正)カリフォルニア(California)州の同性婚禁止法案を支持する住民投票が11月に実施されるが、この住民投票への反対運動に、米俳優ブラッド・ピット(Brad Pitt)が10万ドル(約1000万円)を寄付した。ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙が報じた。

 米国のほとんどの州では同性結婚は違法だが、カリフォルニア州での同性結婚は6月に合法になっている。

「ほかの人の人生に賛成できないとしても、それを否定する権利は誰にもない。他人を傷つけるのでなければ、誰もが自分の望む人生を生きる権利を持っている。アメリカに差別はない。だから私は平等を訴え、(同性婚禁止)法案に反対する」とピットはコメントしている。

 以前、ピットとパートナーの女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)は、「米国で結婚を望んでいるすべての人が結婚できるようになったら、自分たちも結婚するだろう」と述べていた。(c)AFP