【9月6日 AFP】米労働省が5日発表した8月の雇用統計(季節調整済み)によると、失業率は約5年ぶりの高水準となる6.1%に大幅悪化、非農業部門の就業者数も前月比8万4000人減と8か月連続で減少した。

 事前市場予想の平均は、失業率が5.7%、非農業部門の就業者数は7万5000人減だった。

 また、7月の雇用者数は5万1000人減から6万人減に、6月も5万1000人減から10万人減に修正された。

 今年1月から米国の就業者数は計60万5000人減少しており、住宅市場の低迷と信用収縮に起因する米経済の減速懸念が一段と強まった。(c)AFP/Rob Lever