【8月18日 AFP】オランダ東部のヘンゲロ(Hengelo)の道路に、「空気をきれいにするコンクリート」の敷石が試験的に導入されている。画期的な大気汚染対策になる可能性があることから、注目を集めている。

 トウェンテ大学(University of Twente)の専門家らは、日本企業が開発した技術を基に、二酸化チタンの添加剤を含んだコンクリートの敷石を開発した。この添加剤は、日光を浴びると排気ガスに含まれる酸化窒素の粒子を結合させ、無害な硝酸塩に変えることが、研究所で確認されている。こうした硝酸塩は、雨できれいに洗い流されるという。なお、外見は通常のコンクリートと変わらない。

 工場や自動車が排出する酸化窒素は、主要な大気汚染物質で、酸性雨やスモッグの原因とされる。

 現在ヘンゲロでは、工事中の道路の半分に、この新技術を用いたコンクリート敷石が導入されている。来年初めにも、通常のコンクリートを敷いたエリアとの間で空気の清浄度を比較し、来年の夏までにデータを分析して、有効性を確認したいとしている。(c)AFP