【8月11日 AFP】南オセチア(South Ossetia)自治州をめぐりロシアとの軍事衝突に陥っているグルジアは、同国領内を経由し隣国アルメニアに送られているロシア産天然ガスの供給量を突然、削減した。アルメニア国営ガス企業アルムロスガスプロム(ArmRosgazprom)が11日、AFPに対し明らかにした。

 各報道によると、ロシアからグルジアを経由してアルメニアに供給されているガスの量が、事前警告なしに約30%削減されたという。

 また、11日のニューヨークの原油先物相場は、グルジア経由の原油輸出がストップした影響を受け、軽質スイート原油(9月渡し)が電子取引で一時1バレル=116.90ドルまで上昇、その後115.99ドルまで下落した。(c)AFP