【7月10日 AFP】イタリア・フィレンツェ(Florence)の「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に落書きをした岐阜市立女子短大の学生(19)が9日、松田之利(Yukitoshi Matsuda)学長に伴われ、自費で同市を訪れ謝罪した。イタリアのメディアが同日報じた。

 報道によれば、女子学生は600ユーロ(約10万円)を差し出したという。

 大聖堂のアンナ・ミトラーノ(Anna Mitrano)館長は「謝罪とお金を丁重に受け入れる」と語った。またミトラーノ館長は、フィレンツェと岐阜が姉妹都市の提携を結んでから本年で30年となることにも言及した。

 問題となった落書きは、同学生らが本年2月に書いたもので、その場面が映像に記録されていた。日本人旅行者による落書き問題は、この数か月で複数発生している。(c)AFP