【5月17日 AFP】茨城県下妻市で開かれるフラワーフェスティバル会場に、法律で栽培が禁止されているケシが大量に植えられているのが見つかり、市当局は14日までにすべてを抜き取り焼却処分した。

 下妻市関係者によると、警察官が違法とされているアツミゲシだと気づいたという。関係者約100人を動員し、1ヘクタールにわたって植えられた薄紫の花を抜き焼却処分した。

 このアツミゲシは、輸入したタネからボランティアが育てたもので、下妻市当局はタネの流通経路を確認しているという。

 このフラワーフェスティバルには、毎年2000-3000人が訪れるという。(c)AFP