【5月16日 AFP】中国四川(Sichuan)省を襲った大地震で、中国国営新華社(Xinhua)通信は15日、地震に関連した「悪いうわさ」を流したとして公安当局が17人を処罰したと伝えた。40件以上のデマがインターネット上に書き込まれているのを発見したという。

 公安当局は、処罰の理由について「誤った情報の流布や過激な発言で市民を不安に陥れた」と説明したが詳細は明らかにしなかった。17人のうち2人はすでに身柄を拘束され、15日間拘留されるとみられる。また、2人が謝罪文を書くよう命じられたほか、残る13人は警告処分となった。14日に重慶(Chongqing)で拘束された2人が含まれているかは不明。

 中国政府は今週初め、大地震について流言を広めたものは全員処罰すると警告していた。(c)AFP