【4月20日 AFP】韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領が20日、就任後初めて来日した。李大統領は就任後初の外遊の2か国目の訪問先として米国に続き日本を選んだ。歴史認識をめぐり凍っている2国間関係を、自らの提唱する「実利的な外交」で改善したい意向だ。

 李大統領は、米メリーランド(Maryland)の大統領別荘キャンプ・デービッド(Camp David)でジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領と会談した後、午後5時45分に羽田空港に到着した。韓国大統領の来日は4年ぶり。

 21日には、福田康夫(Yasuo Fukuda)首相と会談し、両国間外交、北朝鮮の核問題、滞っているFTA交渉、気候変動などについて協議する。
 
 2日間の日程中、金潤玉(キム・ユンオク、Kim Yoon-Ok)夫人とともに天皇・皇后陛下とも会見する予定。また、日本経団連(Japan Business Federation)の役員との昼食会、テレビ出演なども予定されている。(c)AFP/Shigemi Sato