【4月16日 AFP】サッカーイングランド代表のファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督は15日、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の欧州予選では、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル(Newcastle United)に所属するマイケル・オーウェン(Michael Owen)が鍵を握る選手になるとの見解を示した。

 アフリカ南部の国レソト(Lesotho)を訪れているカペッロ監督は「私の最優先事項は南アフリカ大会の欧州予選を突破することであり、常にそのことを考えている」と語った。

 イングランド代表で歴代4位の得点を記録しているオーウェンだが、カペッロ監督の指揮の下では先発出場を果たしておらず、また3月に行われた試合ではカペッロ監督の戦術を非難したと大きく伝えられた。

 それでもカペッロ監督は「イングランドのフォワードを牽引する選手は何人もいるが、マイケル・オーウェンもその中の一人だ」と語り、ニューカッスルを降格の危機から救ったオーウェンに対する不満はない、との見解を示した。

 またカペッロ監督は、メジャーリーグサッカー(Major League SoccerMLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)に所属するデビッド・ベッカム(David Beckham)に関し「我々はベッカムの米国での状況を随時確認している、彼が活躍することに驚きはしない」と語り、MLSでの初得点を含めベッカムのプレーを確認していることを明かした。(c)AFP