【3月28日 AFP】奈良西警察署は28日、奈良市の無職男性(61)から、自宅の郵便受けに現金100万円が入った封筒が入れられていたとの届け出があったと明らかにした。

 この男性が現金入り封筒を発見したのは前週のことで、中には「生活に役立てください」との黒のボールペンで書かれたメモや大阪府内の地図のコピーが入っていた。しかし、送り主の特定に役立つものではないという。

 6月27日までに持ち主が現れなければ、100万円はこの男性のものとなる。

 日本では近年、郵便受けや公園のトイレなどから持ち主不明の大量の現金が発見される事件が多発している。これまでに発見された最高額は、京都で前年、67歳の女性宅の郵便受けから発見された1000万円。(c) AFP