【3月19日 AFP】韓国食品医薬品安全庁(Korea Food and Drug AdministrationKFDA)は17日、同国の加工食品大手「農心(Nong Shim)」が製造したエビのスナック菓子の中から、「ネズミの頭部と思われる」異物が発見されたことを明らかにした。

 KDFAが製造工程の一部を担った韓国・釜山(Busan)にある同社工場を調査したところ、この異物が同工場内で混入した可能性は低いと判断。中国・山東(Shandong)省青島(Qingdao)にある同社工場で誤って混入したものとの見解を示した。

 KDFA関係者はAFPに対し、「KDFAは今月末にも、中国の工場に調査に入る」と語った。

 一方、製造元の農心は18日、「全責任は農心にある。お客様方に心の底からお詫びいたします」とした謝罪声明を発表した。また、同社は調査結果が出るまで同製品の製造を中止し、韓国全土で回収措置をとると発表した。(c)AFP