【2月23日 AFP】(写真追加)南米ベネズエラで、21日から消息不明になっていた同国サンタバーバラ航空(Santa Barbara Airlines)のATR-42旅客機(乗員乗客46人)は23日、離陸したメリダ(Merida)の空港から北東11キロの山中に墜落していることが確認された。生存者はいないとみられる。地元テレビ局が伝えた。

 同機は離陸後すぐに山の斜面に墜落したとみられ、現場を上空から確認した救助隊員によると、墜落の衝撃で機体は「ほとんど粉々」になっているという。また、「同機は高度1万2000フィートの地点で岩壁に衝突した」と語り、生存者がいないことを明らかにした。

 同機は、500キロ離れた首都カラカス(Caracas)に向かっていた。(c)AFP