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ロンドン地下鉄でもポスター騒動、ビーナスの裸体画掲示を拒否

2008年2月17日 8:31 発信地:ロンドン/英国

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ロンドン地下鉄でもポスター騒動、ビーナスの裸体画掲示を拒否
16世紀のドイツ人画家ルーカス・クラナハ(父)(Lucas Cranach the Elder)が描いた「ビーナス(Venus)」(2008年2月14日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL
【2月17日 AFP】ロンドン市交通局が、有名なビーナス(Venus)の裸体画を用いたポスターのロンドン地下鉄(London Underground)での掲示を、利用客に不快感を与えかねないとして拒否したことに対する非難の声が集まっている。

 問題のポスターは、3月に英王立美術院(Royal Academy)で開かれる16世紀のドイツ人画家ルーカス・クラナハ(父)(Lucas Cranach the Elder)の絵画展の宣伝の一環として作られたもの。
 
 地下鉄側は、「男性、女性、子どもを性的に描いたものや、露骨に性的な意味合いを持つ全裸もしくは半裸の人物を描いた」広告の掲示を規制しているガイドラインに抵触すると主張している。

 下院の文化・メディア特別委員会の委員長を務めるJohn Whittingdale議員は、「この決定はまったく狂気のさただ。これは約500年前に描かれたものだ」と批判。「この歴史的絵画が、不快感を与えるなんて考えられない。ロンドン地下鉄に再考を求めたい。美術院は代替策で妥協すべきではない」との見解を示した。

 この決定には王立美術院側も憤慨しており、広報担当は「今の時代、500年前の絵画をポスターに使えないなんておかしいのでは」と語った。(c)AFP
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