【2月14日 AFP】在沖縄米海兵隊員が女子中学生に暴行したとして逮捕された事件で、沖縄県議会は14日、在日米軍と米政府に対する抗議決議を全会一致で可決した。
 
 決議は、米軍の綱紀粛正に加え、沖縄駐留米軍の整理縮小の要請も盛り込んだ。繰り返し米軍の綱紀粛正と再発防止を申し入れてきたにもかかわらず事件がまた起こったことに「激しい憤りを禁じ得ない」とし、米政府に対し、県民の目に見えて効果的かつ具体的な再発防止策を求めている。

 同様の決議は、事件の関係現場となった沖縄市と北谷町の議会でも13日に決議されている。(c)AFP