【2月8日 AFP】サッカー、2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会・準決勝、エジプトvsコートジボワール。試合は前回大会王者のエジプトが4-1でコートジボワールに快勝し、決勝進出を決めた。

 モハメド・ジダン(Mohamed Zidan)が負傷によりベンチスタートを余儀なくされながらも、前半12分にアーメド・ファティ(Ahmed Fathi)のゴールで先制したファラオズ(The Pharoahs、エジプト代表の愛称)は、後半17分にアミル・ザキ(Amr Zaky)が追加点を挙げた直後の同18分にコートジボワールのアブドゥルカデル・ケイタ(Abdulkader Keita)に1点を返されるも、その後も同22分にザキ、ロスタイムにモハメド・アブトレイカ(Mohamed Aboutrika)のゴールでリードを広げ、2年連続で決勝進出を果たした。

 試合後にエジプトのシャウキ・グレイブ(Shawki Gharib)アシスタントコーチは「我々はパフォーマンスと結果に喜んでいる。今日は2006年大会・決勝と同じ組み合わせで、同じ結果を残すことができた。(決勝の対戦相手)カメルーンには一度勝っているし、今度は決勝で前回と同じ結果を残すつもりだ」とコメントを残し、好セーブを見せたGKエサム・エル・ハダリ(Essam al-Hadary)も「自分は世界で最も幸せな男だ」と喜びを語った。

 通算6度目の優勝を狙うエジプトは、今大会のグループリーグで既に対戦し4-2で勝っているカメルーンと10日の決勝で再び対戦する。(c)AFP/Samm Audu