【11月28日 AFP】ベネズエラ外務省は27日、Pavel Rondon駐コロンビア大使を召還すると発表した。理由は「最近の外交関係の状況と冷え込んだ2国間関係の見直しを行うため」だという。一方、コロンビア政府は同様の措置をとる考えはないと発表している。

 コロンビアのアルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領が、同国左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of ColombiaFARC)」の人質交換問題で、チャベス大統領を仲介役にしない方針を決めたことを受け、チャベス大統領とウリベ大統領は非難合戦を展開し、関係が悪化していた。

 チャベス大統領は25日にはコロンビアとの関係を「凍結」すると発表していた。(c)AFP