【11月26日 AFP】大韓航空(Korean Air)は26日、2008年中に格安航空市場に参入する計画を同社理事会が承認したと発表した。

 資本金200億ウォン(約23億円)で別会社「Air Korea」を設立し、08年5月から運行を開始。3機のエアバス(Airbus)A300と2機のボーイング(Boeing)737が日本、中国、タイ、マレーシアの4つの短距離国際路線で就航するとしている。

 大韓航空自体はアッパービジネス客に顧客層を絞り、「Air Korea」で短期旅行客層を開拓していく計画だという。

 今月初めには、韓国西部・仁川(Incheon)市が、シンガポールのタイガー航空(Tiger Airways)と合弁企業を設立して格安航空市場に参入すると発表したばかり。アジアの格安航空市場の過熱ぶりがさらに激化しそうだ。(c)AFP