【11月14日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)で13日、58歳で亡くなったラップ歌手カニエ・ウエスト(Kanye West)さんの母ドンダ・ウェスト(Donda West)さんの死因を解明する検視解剖が行われた。ロサンゼルス郡検視局(Los Angeles County Coroner's office)のFred Corral報道官は、今回の検視はドンダさんの死因が整形手術に伴う合併症だったのかどうかを調べるものだと述べた。

 ドンダさんは10日、自宅で意識を失っているところを発見され病院に運ばれたが、間もなく死亡した。ドンダさんの死については、美容整形手術を受けて退院した後に死亡したとする報道がなされていた。

 米の芸能サイト「TMZ.com」は、ドンダさんの整形手術を担当した外科医をJan Adams医師と特定。Adams医師は同サイト上で、「ドンダさんは腹部の脂肪除去と乳房縮小手術を受けた。心臓発作か肺塞栓、もしくは過度の嘔吐(おうと)が死因ではないか」と話した。

 一方、ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の整形外科医Andre Aboolian医師は、テレビ番組でドンダさんの健康状態を理由に手術を断ったことを明らかにした。「ドンダさんは整形手術に興味があり、手術を行うかどうか話し合った。40歳以上の人が手術を受けるために必要とされる医学的な条件についても話した」と語った。

 同医師がドンダさんを検査したところ、手術できる可能性はあるが「懸念すべき健康状態」であることがわかったという。詳細は患者のプライバシーを理由に明らかにしなかった。

 ドンダさんはカニエさんのマネージメントに専念するまで、31年間シカゴ州立大学(Chicago State University)で働き、英語学部長も務めた。また、スラム街の若者を援助する「カニエ・ウェスト基金(Kanye West Foundation)」の会長も務めていた。最近では、自伝『Raising Kanye: Life Lessons from the Mother of a Hip-Hop Star』を出版した。 (c)AFP