【10月20日 AFP】オーストラリア北東部のクイーンズランド(Queensland)州を観光で訪れていた男性が、酒に酔った勢いで川に飛び込み、ワニに噛まれる事故が発生した。しかしこの男性、ワニよりも強烈な睡魔に襲われたらしく、病院にも行かずにそのまま寝入ってしまったという。地元オーストラリアン(The Australian)紙が19日、伝えた。

 シドニー(Sydney)の北、ニューカッスル(New Castle)出身のマット・マーティン(Matt Martin)さん(35)は、ワニの生息地として知られるクイーンズランド州を訪れ、キャンプを張った。

 そこで缶ビール12本を飲み干し、近くの川に飛び込んだまではよかったが、不幸にも着地点にはワニが潜んでいた。当たり前のようにワニとの格闘に発展し、マーティンさんは顔面に40針の大けがを負った。

 キャンプ地に戻ったマーティンさんは、顔が「かなりグチャグチャ」になっていることを自ら認識しながらも、治療も受けずにその場で7時間も寝入ってしまった。ようやく病院を訪れた時には、大量の出血を抑えるため顔を毛布で押さえていたという。

 ワニはオーストラリア北部のほとんどの川に生息し、めったに人間を襲わないものの、非常に危険な存在であることに変わりはない。また乱獲による絶滅の恐れがあり、公的に保護されているため、近年では個体数も増えている。(c)AFP