【10月4日 AFP】(一部更新)マレーシア出身でボンドガールを演じたこともある女優ミシェール・ヨー(Michelle Yeoh、45)が3日、クアラルンプール(Kuala Lumpur)のフランス大使館邸で、レジオン・ドヌール(Legion d’honneur)勲章を授与された。

 ミス・マレーシアにも選ばれたことのあるヨーは、1997年の007シリーズ『トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies)』で、ピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)と共演。強く美しい中国人スパイを演じたことで、世界の注目を浴びた。

 その後は、世界的にヒットしたアン・リー(Ang Lee)監督のアクション映画『グリーン・デスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon)』や、アーサー・ゴールデン(Arthur Golden)の小説を映画化した『SAYURI(Memoirs of a Geisha)』、マシュー・カソヴィッツ(Mathieu Kassovitz)監督の『Babylon A.D.』などに出演している。

 現在は「ハムナプトラ」シリーズ最新作『The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor』の撮影中。

 私生活では、F1のフェラーリチーム監督ジャン・トッド(Jean Todt)氏と婚約している。トッド氏もまた、レジオン・ドヌール勲章の受勲者だ。2人は、マレーシアでも受勲している。ヨーは、生まれ故郷のペラ(Perak)州のスルタンから「Datuk」という勲章を与えられており、トッド氏は、トレンガヌ(Terengganu)州のスルタンから「Datuk Seri」の称号を与えられている。(c)AFP