【9月19日 AFP】米連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、ワシントンD.C.(Washington D.C.)で会合を開き、フェデラルファンド(FF)金利を0.5ポイント引き下げて4.75%とすることを決定した。これは米サブプライム(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響による住宅、金融両市場の動向を受けた措置。

 FOMCは全会一致で利下げを決定。公定歩合も0.5ポイント引き下げて5.25%とした。

 FOMCは利下げの目的について、「金融市場の混乱により引き起こされる恐れのある世界経済への悪影響を未然に防止し、長期にわたって緩やかな経済成長を実現するためのもの」との声明を出した。(c)AFP