【8月31日 AFP】第33回ドーヴィル・アメリカ映画祭(33rd Deauville American Film Festival)に出席するため、フランス北西部ドービル(Deauville)を訪れていた米俳優マイケル・ダグラス(Michael Douglas)は30日、インタビューに答え、2008年の米大統領選挙で民主党候補の座を狙うヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員への支持を明らかにした。

「(次の)大統領には(夫で元米大統領の)ビル・クリントン(Bill Clinton%)と仲良く夜を過ごしてほしいですね。そうなったら本当にうれしい」とダグラスはAFPに語った。

 31日にオープニングを迎える今回のドーヴィル・アメリカ映画祭は、ダグラスに敬意を表し、マイク・ケイヒル(Mike Cahill)監督によるダグラス主演最新作『King of California』をオープニング作品として上映する。ダグラスが演じるのは、精神病院に2年間入院したあと、自宅に戻り、スペイン人宣教師たちが残した黄金を娘とともに探す精神不安定の父親。そのほかにも期間中、ダグラス出演作品が上映される。

 40年間にわたり、俳優とプロデューサー業を続けてきたダグラスは、オリバー・ストーン(Oliver Stone)監督の『ウォール街(Wall Street)』、ジョエル・シューマカー(Joel Schumacher)監督の『フォーリング・ダウン(Falling Down)』などで、記憶に残る演技を披露してきた。30年前には、父親のカーク・ダグラス(Kirk Douglas)も同映画祭でたたえられている。

 この賛辞に対しダグラスは「私よりも、父のことを考えます」と話し、「永遠」を感じると語った。「2人合わせると、65年間映画界に携わり、140作品にかかわりました」

 今映画祭では、ほかにも、シドニー・ルメット(Sidney Lumet)監督や、女優のシガーニー・ウィーヴァー(Sigourney Weaver)、アイダ・ルピノ(Ida Lupino)をたたえる企画が行われる。

 9日までの開催期間中、上映される作品は120本あまり。その半数が、新しく設置された「アメリカン・ナイト」プログラムで上映される、ウエスタン、コメディ、ギャング、官能映画などの名作だ。

 今年はインディペンデント系の11作品が出品されグランプリ(Grand Prize)を競う。2006年には、ジョナサン・デイトン(Jonathan Dayton)とヴァレリー・ファリス(Valerie Faris)の『リトル・ミス・サンシャイン(Little Miss Sunshine)』がグランプリを獲得している。

 審査委員長を務めるフランスの映画監督/脚本家アンドレ・テシネ(Andre Techine)が9日、グランプリ及び審査員特別賞(Jury Prize)を発表、その他4つの賞も同日発表される。(c)AFP