【8月31日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・グループステージの組み合わせ抽選会がモナコで行われた。

 グループFに入ったイングランドのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、スポルティング・リスボン(Sporting CP)、ディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)、そしてASローマ(AS Roma)との対戦が決定。マンチェスター・ユナイテッドは、2006-2007(以下06-07)シーズンの準々決勝・第1戦で試合中にファンが警察と衝突し負傷する事件が起きたローマでの戦いに再度臨むこととなった。

 06-07シーズン・準々決勝、ローマのスタディオ・オリンピコ(Olympic stadium)で行われた第1戦、ポール・スコールズ(Paul Scholes)がレッドカード受け退場し、1-2と敗れたマンチェスター・ユナイテッドは、試合中にはファンがイタリアの警官に殴打され病院に運び込まれるなど、第2戦に向けて不安や混乱に陥っていた。しかし、迎えた本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)での第2戦、マンチェスター・ユナイテッドは7-1とローマを圧倒し準決勝進出を逆転で決めている。また、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)やナニ(Luis Cunha aka Nani)にとっては古巣のスポルティング・リスボンとの対決となった。

 グループAに入ったリバプール(Liverpool)は、2003-2004シーズン優勝のFCポルト(FC Porto)、ベシクタシュ(Besiktas)、そして元チームメイトであるジブリル・シセ(Djibril Cisse)やボウデビン・ゼンデン(Boudewijn Zenden)が所属するオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との対戦が決まった。リバプール最高経営責任者(CEO)であるリック・パリー(Rick Parry)氏は、「元チームメイトのジブリル、ボロ(ゼンデンの愛称)と対することが決まった。互いに(優勝を果たした)イスタンブールでの良い思い出があるが、もちろん勝つのは我々だ。これまで誰が対戦相手であろうと我々は勝てることを証明してきた。過去にも優勝を果たしているし、昨シーズンは決勝にまで残っていますからね」と語った。

 同じくイングランドのチェルシー(Chelsea)は、06-07シーズンの準々決勝で対戦したバレンシア(Valencia)、シャルケ04(Schalke04)、ローゼンボリ(Rosenborg)と共にグループBに振り分けられた。ミカエル・エシアン(Michael Essien)のゴールでバレンシアを降したチェルシーのCEO、ピーター・ケニヨン(Peter Kenyon)氏は「ここ4年間3度も準決勝進出を果たしている。この記録は我々にとって玉虫色だが、チームをしっかりと補強し、決心は固まっている」と決意をあらわにした。

 イングランドからの4番目のチームとなったアーセナル(Arsenal)は、グループHのセビージャ(Sevilla)とAEKアテネ(AEK Athens)の勝者、ステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)、スラビア・プラハ(Slavia Prague)と、比較的楽な組み合せに恵まれた。2005-2006シーズンの決勝に進出したアーセナルは、グループHのどのチームとも過去の対戦が無い。また、セビージャのDFアントニオ・プエルタ(Antonio Puerta)が28日に亡くなった為、9月3日に日程が延期されているセビージャとAEKアテネの勝者を待つこととなっている。アーセナルのキース・エデルマン(Keith Edelman)マネージング・ディレクターは「チャンピオンズリーグは非常に手腕の試される大会だ。あまり耳にしないようなチームもあるが、そのようなチームとの対戦こそ厳しくなるものだ」と気を引き締めていた。

 06-07シーズン優勝に輝いた王者のACミラン(AC Milan)は、グループDでベンフィカ(Benfica)、セルティック(Celtic)、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)からの挑戦を受ける。06-07シーズン、ACミランと対戦し決勝トーナメント1回戦で破れ大会を去ったセルティックのブライアン・クイン(Brian Quinn)会長は「チャンピオンズリーグでの戦いが最重要事項です。ファンに自分たちのチームが最高峰のレベルで戦っているのを感じてもらえますからね」と、チャンピオンズリーグのプライオリティーの高さを認めている。

 一方、グループEに入ったスコットランドのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)とドイツのシュツットガルト(Stuttgart)は、FCバルセロナ(FC Barcelona)とオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と同組に入り厳しい戦いを強いられそうだ。

 レンジャースの運営管理官のアンドリュー・ディクソン(Andrew Dickson)氏は、「全く簡単とは言わないが、この組に入ったというのは素晴らしいことだ。これ以上タフな組み合せは無いでしょうね。こういったものはいつも大変なものですよ」と語ると、シュツットガルトのアルミン・フェー(Armin Veh)監督は「大変なグループに入るというのは明らかなことでしたからね。それでもできる限りのことをしていかなければなりません。我々は組み合せの数合わせではなく、ドイツのチャンピオンとしてグループリーグから出場できる権利を得たのですからね」と抱負を語った。

■グループA

リバプール(Liverpool
FCポルト(FC Porto
オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille
ベジクタシュ(Besiktas

■グループB

チェルシー(Chelsea
バレンシア(Valencia
シャルケ04(Schalke04
ローゼンボリ(Rosenborg

■グループC

レアル・マドリード(Real Madrid
ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen
ラツィオ(SS Lazio
オリンピアコス(Olympiacos FC

■グループD

ACミラン(AC Milan
ベンフィカ(Benfica
セルティック(Celtic
シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk

■グループE

FCバルセロナ(FC Barcelona
オリンピック・リヨン(Olympique Lyon
シュツットガルト(Stuttgart
グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers

■グループF

マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United
ASローマ(AS Roma
スポルティング・リスボン(Sporting CP
ディナモ・キエフ(Dynamo Kiev

■グループG

インテル(Inter Milan
PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven
CSKAモスクワ(CSKA Moscow
フェネルバフチェ(Fenerbahce

■グループH

アーセナル(Arsenal
セビージャ(Sevilla)vsAEKアテネ(AEK Athens)の勝者
ステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest
スラビア・プラハ(Slavia Prague

(c)AFP