【7月19日 AFP】5月以来、イラン政府によって身柄を拘束されているイラン系米国人の研究者2人が18日、中東で民主主義を推進する米国の動きに関係していると「告白」した。この話題を呼んだ番組は18日、国営放送で放送された。

 キアン・タジバクシュ(Kian Tajbakhsh)さんとハレ・エスファンディアリ(Haleh Esfandiari)さんは、国家の安全に反する行為で訴えられている。この番組は「In the Name of Democracy」という番組名で、捕らえられて以来初めて2人の画像が放送されることになった。

 エスファンディアリさんは、自身の役割について、イランと米国との交流を深めるための学術会議の立ち上げと述べ、さらに、(米国の)目的は、統治機構、および政治指導者自身の内部からの変化を促していくことだと語った。(c)AFP