【ヌアクショット/モーリタニア 12日 AFP】モーリタニアでは11日、大統領選挙の投票が行われている。2005年8月、独裁者マーウイヤ・ウルド・アハメド・タヤ(Maaouya Ould Ahmed Taya)元大統領を無血クーデターで打倒した軍事政権は、公約通り民主主義への移行を主導している。2006年11月には議会選挙、2007年1月には上院選挙が実施されており、今回の大統領選挙は19か月間の民主主義移行過程の最終段階に位置づけられている。かつてフランスの植民地だったモーリタニアは1960年に独立して以降、クーデターや軍部による政権掌握などを繰り返している。写真は11日、ヌアクショット(Nouackchott)の北東にある「Route de l’espoir(希望の道)」沿いの村、Ghasremにある投票所に向かう男性。(c)AFP/GEORGES GOBET