【アクラ/ガーナ 6日 AFP】ガーナは6日、英国からの独立50周年を迎え、首都アクラ(Accra)で記念式典が開催された。同国はサハラ以南のアフリカ諸国で初めて旧宗主国から独立した国。

 独立記念式典に出席したジョン・アジェクム・クフォー(John Agyekum Kufuor)大統領は歓呼する市民を前に演説し、ガーナ独立の意義を「わが国のみならず、アフリカ全体にとって重要だった」と語った。クフォー大統領は同時に「1957年3月6日はアフリカ大陸の枠組みと、世界における地位を永久に変えた日だ」と誇り高く宣言した。

 同式典にはアフリカ10数か国からの来賓と市民数千人が参加。クフォー大統領が式典で独立精神を象徴する火に点火すると、会場となった「独立広場(Independence Square)」は割れんばかりの歓声に包まれた。式典ではほかにも伝統衣装に身を包んだ舞踊団のパフォーマンスが行われ、上空では戦闘機が記念飛行を披露した。

 写真は同日、アクラの記念式典で、独立精神を表す火に点火するクフォー大統領。(c)AFP/KAMBOU SIA