【グワハティ/インド 25日 AFP】アッサム(Assam)州の動物救護センターでケアされていた6頭の子ゾウが野生の群れに帰されることとなった。24日に関係者が発表した。

 6頭の子ゾウはそれぞれアッサム州内の各地域で保護され、それぞれ1年から5年の間、同センターで飼育されてきた。

 しかし野生動物保護団体によれば、今回の6頭の子ゾウは最初から完全に野生に帰すのではなく、無線のついた首輪を装着、モニタリングが行われるという。

 同団体のメンバーは「6頭の子ゾウは昼間は自由にジャングルを走り回ることが出来るが、夜の間は一定の保護区域に集められることになるだろう」と述べている。

 写真はカジランガ国立公園(Kaziranga National Park)で夕日にたたずむアジアゾウ(2002年10月29日撮影)。(c)AFP/Caroline SINGH