【ワルシャワ/ポーランド 26日 AFP】フィギュアスケート、07欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2007)、女子シングル・ショートプログラム(SP)。スイスのサラ・マイアー(Sarah Meier)は、60.49点を記録しトップに立った。

 最初の3回転2回転のコンビネーションジャンプを成功させた22歳のマイアーは、ロドリーゴ作の「アランフェス協奏曲(Concierto de Aranjuez)」に乗って全ての規定の演技を成功させ、2006年の同大会銅メダリストのカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner、イタリア)に僅差の0.03点差をつけ1位で27日に行われるフリースケーティングに臨む。

■「目標はメダルをとること」

 ロシア杯(Cup of Russia - Bosco Sport 2006)で優勝を果たし、06-07グランプリシリーズ・ファイナル(Figure skating Grand Prix Series Final 2006-07)では3位に入賞するなど才能を一気に開花させたマイアーは7回目の出場となり、2006年の同大会では4位に終わり今大会で初優勝を狙う。マイアーは「もう少しうまく滑れたかもしれない。プレッシャーを感じていたけどいい経験になった。(プレッシャーを感じなければ)もっとよい演技ができたと思う。目標はメダルを取ることです。」とフリーの演技に向けて抱負を語った。

 写真は、ショートプログラムの演技に臨むマイアー。(c)AFP/JANEK SKARZYNSKI