【ワルシャワ/ポーランド 25日 AFP】フィギュアスケート、07欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2007)、アイスダンス・オリジナルダンス(OD)。コンパルソリーダンスを首位で終えたフランスのイザベル・デロベル(Isabelle Delobel)/オリヴィエール・ショウエンフェルデール(Olivier Schoenfelder)組は、この種目でも首位となる60.71点をマークして合計100.28点で総合首位をキープした。

■初優勝に挑むデロベル/ショウエンフェルデール組

 2005年同大会3位、2006年同大会4位のデロベル/ショウエンフェルデール組は、ミスのない演技をして総合首位をキープし、欧州選手権初優勝に1歩近づいた。

 デロベル/ショウエンフェルデール組は合計得点100.28点をマークし、2位につけているロシアのオクサナ・ドムニナ(Oksana Domnina)/マキシム・シャバリン(Maxim Shabalin)組に1.51点、3位に着けているブルガリアのアルベナ・デンコワ(Albena Denkova)/マキシム・スタビスキー(Maxim Staviski)組に5.16点の差をつけて、翌26日のフリー・ダンスに挑むことになる。

■教え子の優勝を信じるZazouiコーチ

 オリジナルダンス終了後のインタビューで、コーチのMuriel Zazouiは、「とうとう2人(デロベル/ショウエンフェルデール組)のこれまでの厳しい練習が報われることになるわ。彼らはロシア杯(Cup of Russia - Bosco Sport 2006)や06-07グランプリシリーズ・ファイナル(Figure skating Grand Prix Series Final 2006-07)で優勝していてもおかしくなかった。主要大会で世界チャンピオンのデンコワ/スタビスキー組からリードを奪っているのは初めてだけれど、5点以上の差をつけている。2人が最後までやり遂げてくれると確信しているわ。」と語った。

 写真は、オリジナルダンスの演技を行うデロベル(右)/ショウエンフェルデール(左)組。
(c)AFP/YURI KADOBNOV