【シカゴ/米国 21日 AFP】NFL・プレーオフNFC決勝、シカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)vsニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)。雪が降り気温はマイナス3度を記録したなかで行われた試合は、第4Qに3TDを決めてセインツを突き放したベアーズが39-14で勝利を収め、第41回スーパーボウル(Super Bowl XLI)進出を決めた。ベアーズのスーパーボウル進出は21年振り。

■トーマス・ジョーンズの活躍とNFCで1位を誇るディフェンスの高さでセインツを撃破

 ベアーズは第2Q終盤の約4分間にRBトーマス・ジョーンズ(Thomas Jones)を中心として8回のランプレーから69ヤードを獲得しタッチダウンを奪う。更に第2Q序盤までにキッカーのロビー・ゴウルド(Robbie Gould)がフィールドゴールを3本成功させ、二人の活躍によりベアーズは一時、16-0とリードを広げた。しかし、第3Qに入るとセインツの攻勢に合い、第3Q終了時には18-14とセインツに4点差まで詰め寄られる。

 ベアーズは第4Qに開始直後の37秒にQBレックス・グロスマン(Rex Grossman)からの33ヤードのタッチダウン・パスをWRバーナード・ベリアン(Bernard Berrian)がキャッチし25-14とセインツを突き放す。その後は、レギュラーシーズン・NFCで1位を誇るベアーズ守備陣が2回のターンオーバーを獲得し、セインツに追加点を許さない。その間にベアーズは2つのタッチダウンを成功させて39-14でセインツを降し、21年ぶりのスーパボウル進出を果たした。

■黒人ヘッドコーチとして初のスーパーボウル進出

 ベアーズを率いて3年目のラヴィ・スミス(Lovie Smith)ヘッドコーチは、黒人ヘッドコーチとして初のスーパーボウルに進出する。

■第41回スーパーボウルはコルツと対決

 ベアーズは2月4日にマイアミで開催される第41回スーパーボウルでAFCを制したインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)と対戦する。

 写真は、この試合で3本のフィールドゴールを成功させたロビー・ゴウルド。(c)AFP/Getty Images Jamie Squire