【パリ/フランス 20日 AFP】女優のソルヴェイグ・ドマルタン(Solveig Dommartin)が11日、心臓発作の為48歳で亡くなっていたことが19日、親族らにより明らかにされた。

 パリに生まれたドマルタンは舞台女優や映画監督助手などを経て1987年、ドイツ人映画監督、ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)の「ベルリン・天使の詩(Wings of Desire)」で映画デビューを果たした。ドマルタンは同作品で、わずか8週間の内にサーカスのアクロバットを習得し、スタントなしで撮影に臨んだという逸話がある。その後91年には同監督の近未来SF映画、「夢の涯てまでも(Until the End of the World)」に出演した。

 写真はカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)での「ベルリン・天使の詩」のプレゼンテーションに出席した際のルヴェイグ・ドマルタン(中央)とヴィム・ヴェンダース(左)(1987年5月17日撮影)。(c)AFP