【ニューポート/米国 17日 AFP】国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)は17日、元プロテニス選手のピート・サンプラス(Pete Sampras、米国)とアランチャ・サンチェス・ビカリオ(Arantxa Sanchez-Vicario、スペイン)の功績を称え殿堂入りに選出したことを発表した。

 2007年度の殿堂入り式典は、ロードアイランド州ニューポートの国際テニス殿堂本部にあるビル・タルバート・センターコート(Bill Talbert Center Court Stadium)で7月14日に開催される。この式典の一環としてサンプラスは、翌7月15日に9日から開催されるキャンベル・ホール・オブ・フェイム・テニス・チャンピオンシップス(Campbell’s Hall of Fame Tennis Championship)の決勝の前にエキシビション・マッチを行う予定。1954年に設立された国際テニス殿堂には、18の国々から現在204名のテニス選手、貢献者が殿堂入りを果たしている。殿堂入りを果たすには、メディア委員会の投票で75%以上の得票率が必要となる。

■4大大会歴代1位の優勝回数を誇るサンプラス

 2003年に現役を引退したサンプラスは、1988年17歳でプロデビュー、2年後の1990年にはATPツアーで初優勝を果たした。同年に開催された全米オープン・テニス(the US Open Tennis Championships)では、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)を破り4大大会で初優勝を果たし、100年振りに最年少記録を更新した。また1993年に世界ランキングで1位を獲得すると歴代最長記録となる6年連続で年末の世界ランクで1位を獲得。公式戦の通算記録は762勝222敗で、4大大会では全豪オープン(Australian Open tennis tournament)で2回、ウインブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で7回、全米オープンで5回の計14回で歴代1位の優勝回数を誇っている。


■4大大会で4勝を挙げたサンチェス

 2002年に現役を退き現在35歳のサンチェスは、1985年にプロに転向し1989年の全仏オープン(French Open)ではシュテフィ・グラフ(Steffi Graf)を破り大会初優勝を飾った。1995年にはシングルス、ダブルスの両方で世界ランキング1位を獲得した。全仏オープンを得意としていたサンチェスは、1994年、1998年大会と計3度制し1994年の全米オープンではスペイン人女性として初優勝を飾った。公式戦の通算成績は759勝295敗。

 写真は、チャリティ・テニス大会、第14回アドヴァンタ/WTTスマッシュ・ヒッツ(14th annual Advanta WTT Smash Hits)に参加するサンプラス(2006年9月14日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS