【マイアミ/米国 12日 AFP】マイアミ(Miami)で11日、キューバのグアンタナモ(Guantanamo)にある米海軍基地内の収容施設に反対し、反戦を訴えるデモが行われた。11日はグアンタナモの収容施設へ「テロとの戦い」における最初の容疑者が到着してから5周年を迎える日に当たる。米政府は国内法制度が適用されない国外で「敵性戦闘員」を尋問する目的で同施設を設置。一時はおよそ40か国から700人以上の収容者が基地内に拘束され、うち380人は大部分が不起訴のまま本国に送還されたという。写真は同日マイアミで、オレンジ色の囚人服と頭巾などを着用し、収容者らの名前が書かれたプラカードを抱いて反対デモに参加した女性。(c)AFP/Roberto SCHMIDT