【ローマ/イタリア 4日 AFP】サッカー、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は、元ポルトガル代表のMFルイス・フィーゴ(Luis Figo)がサウジアラビア・リーグのアル・イティハド(Al-Ittihad)に移籍するとの報道を否定した。

インテルは、アル・イティハドが移籍金450万ユーロ(約7億円)の1年契約でフィーゴを獲得し、5日に入団発表を行うと発表した事について「他のクラブとフィーゴの移籍について交渉を行った事は全く無い。従って、フィーゴの移籍に関する報道は事実無根だ」と声明を発表。またチームを率いるロベルト・マンチーニ監督(Roberto Mancini)も、3日に行われた記者会見で「フィーゴはこれからもインテルの選手であり続ける」とチームに残留する事を明言していた。

今季終了後にインテルとの契約が満了となるフィーゴは、起用法を巡りマンチーニ監督と対立するなどリーグ戦で首位を独走するチームの中で出場機会に恵まれておらず、冬の移籍マーケットで他チームへ移籍する事が予想されていた。

リーグ戦の再開を13日に控えるインテルは現在、6日に行われるバーレーン代表との親善試合に備えて同国に滞在している。

写真は、ポルトガル代表の写真撮影に臨むフィーゴ(2006年5月30日撮影)。(c)AFP/FRANCISCO PARAISO