【ブニア/コンゴ 25日 AFP】コンゴ治安当局は24日、「外国人雇い兵」とみられる南アフリカ人、米国人、ナイジェリア人を、クーデターを企てた疑いで逮捕した。逮捕は、コンゴで40年以上ぶりとなる紛争後初の7月30日の選挙に向け準備が進められている中で行われたもの。貧困に苦しんでいるものの鉱物資源の豊富なコンゴは、2003年まで長年にわたり政府軍と外国の支援を受けた反政府勢力との間で内戦が続いていた。1998年から2003年の紛争では、反政府勢力側にアフリカ諸国6か国の軍隊を引き込む事態となったが、世界最大規模の国連(UN)平和維持部隊の投入と同時に、各国軍は撤退した。写真は24日、住居を奪われブニア(Bunia)郊外のBankoko難民キャンプに暮らす子供たち。(c)AFP/JOSE CENDON