【8月16日 AFP】レバノンの首都ベイルート(Beirut)のイスラム教シーア派原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)の拠点で15日、自動車爆弾の大規模な爆発があり、少なくとも18人が死亡した。同組織は、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領を軍事的に支援している。

 この爆弾攻撃について、これまで知られていなかったシリアの反体制派の小集団と思われる組織が、犯行声明を出した。

 レバノン赤十字(Red Cross)は、同攻撃により、少なくとも18人が死亡し245人が負傷したと発表した。

 この攻撃の前日、ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ(Hassan Nasrallah)師は、数十人が負傷した先月9日の首都ベイルート(Beirut)南部Bir al-Abed地区での自動車爆弾攻撃を受け、同組織の軍事部門が同地区の治安を確保するために対策を講じていると述べていた。 (c)AFP/Rana Moussaoui