【12月10日 AFP】日々戦闘による被害者が後を絶たない内戦状態のシリア。8日、北部アレッポ(Aleppo)には、反体制派の中に泣きじゃくる男の子の姿があった──。

 7歳のワリド君は父親を政府軍に殺害され、母親とは生き別れてしまったことから孤児となり、反体制派の人々とともに暮らしていたという。この日も、反体制派のメンバー1人が殺害され、悲しみをこらえ切れなかったようだ。

 同市内では、数か月にわたって停電と断水が続いており、また生活物資の不足がさらなる物価高騰を招いている。(c)AFP