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ポト派特別法廷、元収容所長に終身刑 確定は初

  • 2012年02月03日 17:45 発信地:プノンペン/カンボジア
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カンボジア・プノンペン(Phnom Penh)で開かれたカンボジア特別法廷(Extraordinary Chambers in the Courts of Cambodia、ECCC)の二審(上級審)判決に出廷したカン・ケ・イウ(Kaing Guek Eav、通称ドッチ=Duch)被告(2012年2月3日撮影)。(c)AFP/ECCC/NHET SOKHENG

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【2月3日 AFP】カンボジアの旧ポル・ポト(Pol Pot)政権による大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷(Extraordinary Chambers in the Courts of CambodiaECCC)は3日、人道に対する罪などに問われた元政治犯収容所長カン・ケ・イウ(Kaing Guek Eav、通称ドッチ=Duch)被告(69)の二審(上級審)判決で、禁固35年の一審判決を破棄し、最高刑にあたる終身刑を言い渡した。同被告の判決はこれで確定した。

 カン・ケ・イウ被告は、ポル・ポト派の弾圧の主な拠点で1万5000人が殺害されたとされる
「S21」ことトゥールスレン(Tuol Sleng)政治犯収容所の所長だった。近くにはいわゆる「キリング・フィールド(Killing Field)」として知られる刑場のひとつとなった村があり、多くの収容者が連行され、殺害された。

 二審は一審判決について、1970年代に犯された「数々の罪の重さを反映していない」と判断した。

 同被告は一審の間、「S21」で自分が果たした役割について繰り返し謝罪していた。しかし結審間際になり、自分はただ命令に「厳格に」従っただけだとして全面無罪を主張し、関係者を驚かせた上で、上訴していた。また検察側も、一審判決の刑期は短すぎるとして上訴していた。

 カンボジア特別法廷での判決確定は初めてで、審理の遅さや政治介入などについて批判を受けてきた同特別法廷にとって、最終判決に至ったことは大きな勝利といえる。だが資金不足で、ここ数か月はカンボジア人スタッフへの賃金支払いもままならない状況に陥っている上、前年ようやく始まったポト派元最高幹部3人の公判でも被告らが80代と高齢なため、存命中に判決が下るかどうか懸念されている。(c)AFP/Suy Se

 ポル・ポト政権下のカンボジアでは、飢餓や過酷な労働、処刑などによって約200万人が死亡したとされる。(c)AFP/Suy Se

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