【5月18日 AFP】韓国海軍の哨戒艦「天安(Cheonan)」が爆発・沈没した問題で、韓国の聨合(Yonhap)ニュースは18日、韓国軍関係者の話として、同艦や現場海底から採取された金属片や爆発物の痕跡を分析した結果、北朝鮮の魚雷が沈没原因であることを示す「決定的な証拠」が発見されたと報じた。

 国防省筋によると、爆発物の痕跡は、韓国が7年前に入手した北朝鮮の魚雷から採取された成分と同様の化学的構成だったという。

 聨合ニュースなどの韓国メディアは、魚雷のプロペラと見られる破片が発見されたとも伝えている。東亜日報(Dong-A Ilbo)は、調査団は、破片は中国もしくはロシア製の魚雷の一部だと結論付けたと報じている。

 韓国国防省は、20日に発表される公式調査結果の発表まではコメントしないとしている。(c)AFP