【4月2日 AFP】モスクワ(Moscow)の地下鉄で39人が死亡した連続自爆攻撃の実行犯2人のうち1人の身元は、北カフカス地方ダゲスタン共和国を拠点に活動する反政府イスラム武装勢力のメンバーの妻だった17歳の少女だったことが判明した。2日の露日刊紙コメルサント(Kommersant)が当局の捜査結果を発表した。

 実行犯の1人は、ダゲスタン共和国出身のDzhennet Abdurakhmanova容疑者(17)で、同容疑者の夫Umalat Magomedovは、ダゲスタン共和国のイスラム武装勢力の戦闘員だったが09年、戦闘中に死亡していた。2人が正式に結婚していたかは不明だという。(c)AFP

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