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イスラエル軍、市民にガスマスクの試験配布を開始

  • 2010年02月28日 20:22 発信地:エルサレム/イスラエル
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イスラエル中部の街ロッド(Lod)の小学校で、ガスマスクをかぶり学校のシェルター内で授業を受ける訓練をする生徒たち(2007年3月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Menahem KAHANA

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【2月28日 AFP】イスラエル軍は28日、化学兵器や生物兵器攻撃に対する備えとして市民にガスマスクの試験配布を開始した。

 AFPの取材に応じた広報担当の軍高官によると、テルアビブ(Tel Aviv)近郊のオル・イェフダ(Or Yehuda)の住民に対し、郵便局を通じて試験的にガスマスクを配布する。「今回の配布計画で見つかる課題や政府の決定に従って、国民全体への配布に拡大する」方針だ。

 イスラエル政府は5日、2013年までにイスラエル国民1人につき1個のガスマスク、計約800万個を配布することを決定した。

 同政府は、イランまたはシリアとの衝突が発生した場合、自国に対し化学兵器や生物兵器を使用される可能性を長年懸念しているが、今回の配布は特に差し迫った脅威によるものではないとしている。

 アラブ国家に囲まれるユダヤ国家であるイスラエルは近年、いくつかの大規模な防衛演習を行っており、前週もレバノンまたはシリアを想定した仮想軍事演習を行ったばかり。また前年10月には米軍と共に、ミサイル攻撃を想定した過去最大の合同防空演習を行った。

 イスラエル軍による2006年のレバノン侵攻の際、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(Hezbollah)は34日間の戦闘で、イスラエル北部に対し4000個を超えるロケット弾を発射し、イスラエル側の住民数万人が南部への避難を余儀なくされた。(c)AFP

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