【8月15日 AFP】パレスチナ自治区ガザ市(Gaza City)南部のラファ(Rafah)でイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の治安部隊が14日、イスラム過激派集団「神の戦士(Jund Ansar Allah)」の拠点のモスクを急襲した。救急当局によると、この武力衝突で13人が死亡、少なくとも100人が負傷した。

 目撃者によると「神の戦士」の指導者Abdul Latif Musa師は同日、ガザ市のあるモスクで行われた金曜礼拝でイスラム教の政権の誕生を宣言した。同集団はこの宣言により、過去2年間ガザ市を実効支配しているハマスに対立する姿勢をみせたとされる。

 武力衝突は午後の金曜礼拝後に始まり、日没後も続いた。救急当局によると、犠牲者の1人はガザ市南部を担当するハマスの軍事部門の幹部で、激しい戦闘が続いているため他の犠牲者の遺体を回収することはできない状況だという。
 
 一方、ハマスの指導者、イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniya)元パレスチナ自治政府首相は「神の戦士」の存在を否定している。(c)AFP/Mai Yaghi