【8月8日 AFP】(写真追加、一部訂正)インドネシア国家警察の対テロ部隊は同国中ジャワ(Central Java)州ベジ(Beji)で7日から8日にかけて、7月にジャカルタ(Jakarta)で起きた外資系ホテル連続自爆攻撃の首謀者らが潜伏しているとみられる民家を包囲し、17時間を超える銃撃戦になった。

 対テロ部隊は7日午後4時(日本時間同日午後6時)ごろこの民家に銃や爆弾による攻撃を開始。作戦は8日午前9時45分(日本時間同日午前11時45分)ごろ終わった。

 現地のテレビ局「メトロテレビ(Metro TV)」は8日、この銃撃戦で7月の自爆攻撃の首謀者とされるヌルディン・トップ(Noordin Mohammed Top)容疑者が死亡した可能性があると報じた。警察は報道の真偽を確認していない。

 ヌルディン容疑者は前月ジャカルタで起きた外資系ホテル連続自爆攻撃など2003年以来インドネシアで欧米関連の施設で起きた少なくとも4件の自爆攻撃の首謀者だとされ、指名手配されている。(c)AFP