【7月12日 AFP】イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の反政府活動が激化しているアフガニスタンで、3月以降、同組織に殺害された警官は1日当たり6-10人に上っており、過去1週間だけで50人近くが殺されている。

 内務相のゼメリ・バシャリ(Zemarai Bashary)報道官は記者団に「平均で毎日6-10人の警官が勤務中に殉職している」と語った。

 また、ここ1週間のタリバンによる襲撃事件の数々では民間人69人が死亡し、その前の週と比較して死者は37%増えた。

 首都カブール(Kabul)近郊のロガル(Logar)州では9日、トラックに仕掛けられた爆発物により約20人が死亡、約半数は通学途中の生徒たちだった。同日には道路脇に仕掛けられた爆弾や自爆攻撃でも、同じく死者が出た。(c)AFP