【6月9日 AFP】イスラム教徒が多いタイ南部ナラティワット(Narathiwat)県Cho-i-Rong地区のモスクで8日、武装勢力と思われる男たちが銃を乱射し、11人が死亡した。

 このほかに12人が負傷した。匿名の地元警察関係者は犯人は5人ほどでモスクの裏口から侵入し、約50人の信者を無差別に銃撃したという。一方、タイ陸軍の報道官は、犯人は2人で、それぞれモスクの正面入口と裏口から侵入したと話している。

 タイ当局は同国南部で発生する襲撃事件のほとんどが独立を求めるイスラム教分離主義者の犯行だとしている。(c)AFP