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ガザ検問所封鎖解除は「イスラエル兵解放」が条件、イスラエル政府

  • 2009年02月19日 09:49 発信地:エルサレム/イスラエル
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イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)に設置されている、ハマスに拉致されたギラド・シャリット(Gilad Shalit)伍長の写真の隣りにヘブライ語で「あなたは今日、彼のために何をしましたか?」と問いかける看板(2009年2月18日撮影)。(c)AFP/YEHUDA RAIZNER

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【2月19日 AFP】イスラエル政府は18日の治安閣議で、パレスチナ自治区ガザ地区の検問所封鎖について、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が2006年に拉致したイスラエル兵の解放に応じるまで解除しない方針を正式に決定した。

 2006年にハマスに拉致されたギラド・シャリット(Gilad Shalit)伍長(22)の解放を検問所封鎖解除の条件にするという方針は、エフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相が前週末に打ち出したもので、閣議ではこの方針が全会一致で承認された。

 ハマスはこの決定を拒否しており、シャリット伍長の解放については、イスラエルに収監中のパレスチナ人数千人との「捕虜交換」の枠組みで話し合うべきとの姿勢を崩していない。ハマスのファウジ・バルフム(Fawzi Barhum)報道官は「この期に及んで新たな条件を押しつける行為は、(ガザ停戦の長期化に向けた交渉を仲介する)エジプトとパレスチナの立場とは完全に矛盾している」との声明を発表した。

 ハマスは、停戦の条件としてガザ地区の検問所の封鎖解除を挙げている。イスラエルは2007年6月に検問所を封鎖し、限られた人道支援を除きガザ地区の通行を規制している。

 18日の治安閣議の決定を受け、検問所の封鎖は解除されないまま、イスラエル政府高官はパレスチナ人捕虜のリストの作成を開始する予定だ。

■エジプトが仲介する交渉の行方は

 一方、ガザ停戦の長期化と捕虜交換の2つの交渉で仲介役を務めてきたエジプトは、2つの交渉は別枠で行うべきと主張している。

 停戦協定におけるイスラエル側代表交渉人のアモス・ギラド(Amos Gilad)国防省高官も、イスラエル政府が態度を変えたことを激しく非難している。

 タブロイド紙マーリブ(Maariv)によると、ギラド氏は同僚に対し次のように憤ったという。

「物事の秩序が突然ひっくり返った。今回の決定はエジプトを侮辱することにはならないか?すべての交渉を取り下げることになりはしないか?われわれにはこの決定で何を得られるというのか?」(c)AFP/Jacques Pinto
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