【1月12日 AFP】パキスタン北西部のアフガニスタン国境付近で10日、外国武装勢力が軍を攻撃し、パキスタン軍兵士6人、武装勢力戦闘員40人が死亡した。パキスタン軍が11日発表した。

 軍は声明で、10日夜から11日未明にかけて、パキスタン政府の権力の及ばない北西部の部族地域のモハマド(Mohmand)管区で激しい交戦となったと発表した。同地域は、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の拠点として知られている。

 今回の越境攻撃は、過去数か月間に起きたパキスタンの治安部隊への攻撃としては最大規模。治安部隊は、パキスタン北西部で武装勢力の掃討作戦を行っている。(c)AFP/Saad Khan