【12月16日 AFP】(一部更新)イラク連邦議会外交委員会の委員長は16日、現在イラクに駐留している外国軍のうち米軍をのぞくすべての部隊が、09年7月までに撤退するだろうと語った。

 ハマン・ハムディ(Hamman Hammudi)外交委員会委員長は報道陣に「(米軍が主導する)連合軍のなかの米軍以外の外国部隊撤退に関する法案が、内閣で承認された。この法案は撤退日程を、1月1日から5か月から7か月の間と設定している」と述べた。法案は今後、議会での承認にまわされる。

 米軍を除く外国部隊の撤退で、最も大規模となるのは南部のバスラ(Basra)空軍基地に駐留している英軍の4000人。英各紙はすでに、英軍は3月に撤退を開始する意向で、大半が6月までに撤退を完了すると報じている。しかし、国防省では正確な撤退日程はその時の現地状況によると強調している。(c)AFP