【12月4日 AFP】国際刑事裁判所(International Criminal CourtICC)のルイス・モレノオカンポ(Luis Moreno-Ocampo)主任検察官は、3日の国連安全保障理事会(UN Security Council)で、スーダン政府が依然として、同国ダルフール(Darfur)地方での大量虐殺を容認していると非難した。

 モレノオカンポ氏は「大量虐殺、難民キャンプ内とその周辺でのレイプは依然として行われており、人道支援も妨害されている。毎月5000人以上の避難民が命を落としている」と、スーダン政府の非協力姿勢を批判した。

 同氏は7月、スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領に対し、同国ダルフール地方での大量虐殺と「人道に対する罪」、戦争犯罪など10の容疑で逮捕状を請求した。ICC予備裁判部は現在、逮捕状発行の可否を審査中で、結論は来月にも出される。

 これに関連してモレノオカンポ氏は、安保理の常任理事国・非常任理事国15か国に対し、逮捕状発行の決定が下された場合にはそれが確実に履行されるよう、強直を要請した。(c)AFP